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面白きこともなき世を面白く。
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漫画にせよ小説にせよゲームのシナリオにせよ歌詞にせよ絵にせよ物体にせよ人間にせよ、大切なのは『密度』だと考えています。

濃密で綿密で緻密で秘密。それらの要素を兼ね備えたものはどんなものであれ名作です。何故ならそこにあるのは正真正銘『真心』だからです。ほら、『愛』と同じように『密』の中にも心はあるじゃないですか。つまりはどれだけその『物』を愛したか、真の心から生み出したかによって、名作と呼ばれる作品が完成するのです。ですがそれを言ったら、どんな作品だって作り手は一生懸命作り出したと答えるでしょう。完成させるまでに沢山の努力をしたと言うでしょう。でもそこにあるのは過程を完遂した結果であって、けして『物』『完成』させたわけではないのです。

西尾さんの著作の「不気味/で/素朴/な/囲われ/た/きみ/と/ぼく/の/壊れ/た/世界」中に、印象的な言葉がでてきました。



クリエーターの十戒


一、己の創造物を作品と言ってはならない(思い上がりもはなはだしい)

二、他者の創造物を批判してはならない(同右。転じて、自己批判を怠ってはならない)。

三、創造に時間をかけてはならない(時間よりも値打ちのある創造物などない)。

四、己の創造物を解説してはならない(説明が必要なものは未完成である)。

五、自分のほうが先に考えていた、と言ってはならない(むしろ先に考えておきながら後塵を拝した不明を恥じよ)。

六、昔から温めていた発想を使用してはならない(発想は常に新鮮に。熟すとは腐るという意味だ)。

七、失敗の言い訳をしてはならない(失敗に言い訳の余地はない)。

八、受け手を批判してはならない(批判はされるものであってするものではない)。

九、受け手を選んではならない(選ばれるのは常に自分)。

十、造物主を名乗ってはならない(それは呼称であるべきで自称するべきではない)。



これは名言であり苦言であると私は思っています。作り手側になった者なら、この言葉の意味はよくわかると思います。だからこそ、この言葉を全て守りきることは、もっとも難しいと考えています。不可能に近い。
そうなると、『物』『語る』と書く物語は、すでに破綻した存在であると言えるのではないのでしょうか。



…なんてことをぼちぼち考えていました。
結論ではなく結果論として言えば、「皆さん化物語アニメ見るといい!」です。まだ1話しか見てないけどゾクゾクした。やべぇ本当すげぇ。
文章は映像化した瞬間、その魅力の7割は半減すると考えていましたが、この作品はそれすらも糧にさらに進化していました。あれはアニメじゃなく一つの芸術です。
でもやっぱ一番いいのは原作ですけどね。いつか必ず偽物語も上下そろえよう。
本嫌いな人は人生の9割損してます。これ私断言します。皆さん読書はいいですよ。


今日の日記は~書こうと思ったんですが~化物語のアニメのインパクトが強すぎて書く気が失せちゃいましたよ~模試終わったあと家でごろごろしながらBLアニメとBLCD聴いてただけですからね~やっぱいくらBLでも中身が薄けりゃまったくたぎりませんね~あそこまで薄っぺらいと笑えるだけですね。
とりあえず今日は、櫻/井さんに縁がある日でした。笑

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枷邑暁斗
性別:
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職業:
高校生。
趣味:
多趣味多芸。
自己紹介:
悪役好き。
座右の銘は高杉晋作辞世の句。
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